山の記 2024
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11月4日(月) 錦秋の稜線歩き
下権現堂山896.7m~上権現堂山997.7m 新潟県魚沼市
~山の記 目次へ~

戸隠神社登山口から下権現堂山へ向かう道の若ぶな美林

鬼の岩舞台から 眼下に魚沼盆地

下権現堂山山頂

下権現から上権現へ向かう稜線へ 一旦100mの下降

上権現から折り返して山頂稜線の天空漫歩

中越からの周回路を下れば、ブナの美人林
如何に、リタイア後のノーストレス人生を送っているとはいえ
人間、生きている限りは、それなりにMUST-DOがある
家事だったり、原稿の〆切だったり、今週の講義ノート作りだったり
今はほとんど用なしの2階の部屋の障子は、よれよれぼろぼろで
2階だけ見れば、まるで放置された空き家状態に見える
これを早いうちに何とかしなければならないし
葉を落とし始めた庭木も、冬前には枝を落とさなければならないし
あ、そうそう、雪下ろし命綱用の屋根のアンカーもまだ未発注
同時進行のMUSTが、胸の中に錯綜混在している

日常のそれらすべてを抱え込んだまま、只管、山道を登る
息弾む急坂、にじむ汗
気のおけない山友との、たあいのない語らい、笑い
胸に抱え込んでいたMUST-DOは、一歩登るごとに雲散霧消
替わって、空っぽになった心に入ってくるのは
感動と喜びと感謝
どうだ、この景色、この空気
どうだ、この空、この日射し
どうだ、この脚、この友、この僥倖
色即是空とは、このことを言うのに違いないと、
山に来るたび確信する
登山は心の掃除
きれいにごみを掃き清めた部屋の清々しさ
空になった部屋に満たされるのは
感動と喜びと感謝
山は、たまったごみを掃き清めてくれる
だから山は、人を山中毒にする
辺伸栄watanobu 
<コースとタイム>
P発7:52-10:22下権現堂山10:28-11:52上権現堂山13:06-13:41中越分岐-15:25P着
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