綿野舞(watanobu)の畑作記2019
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4月18日 ジャガイモを植えて花見の老夫婦
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土手の桜並木は今が見頃。その脇を米坂線の2両編成が颯爽と走っていく。ヤンマーポチ号が軽快にエンジンを唸らせて畝を立てる。Okkaaが伸びてきた草をむしる。毎年変わらぬ春耕の風景。変わらないことに価値がある。こうやってまた一年が始まる。
渡辺伸栄watanobu
春耕のジャガイモ植えは二日がかり。前日17日にポチ号を連れてやってきて、施肥と耕起をやっておく。畑作一年の計はこの日にあり。
畑の近くに撮鉄らしき人一人。米坂線の坂町駅発車時刻が近いのだと言う。小生もマネて通過する汽車に向けてスマホのシャッターを切った。彼の人は桜と列車を狙ったらしい。
翌18日はOkkaaもやって来て、ジャガイモの植付け。ポチ号が畝を立てるまで、Okkaaは草取。 
植付はOkkaaの仕事。その後、土をかぶせるのは小生の仕事。全部終わって、モグラ除けの風車を立てて完成。ここ3年ほど、ジャガイモは大凶作。1年おきに畑を交代で使ってきたが連作障害が出たのかもしれないと、今年は、今までジャガイモを作ったことのない場所に初めて植えた。それに、野菜作りのテキストには、ジャガイモは酸性を好むので石灰はいらないと書いてあって、ずっと散布してきた石灰をここ3年ほど止めた。それも凶作の原因かもしれないと、今年は久しぶりに有機石灰をたっぷりと撒いた。さて、うまくゆくかどうか。
年寄りの半日仕事で、畑作は昼前に終えた。帰り道、コンビニでパンやら飲み物やらを買って、荒川の土手で花見としゃれこんだ。旧神林の河川敷公園、旧荒川町の土手つまり畑の近く、回ってみたが一番景色の良いのは我が関川村大島の土手。何しろ遠景がいい。桜並木には残雪の杁差岳がよく似合う。
ほらね。こんなステキな花見場所があるのに、だーれも来ない。
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