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 綿野舞(watanobu)風物記2019
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10月26・27日 笹舟も森の恵みの文化祭
関川歴史館会場の国民文化祭「森の恵み」。初日の午前は古道探索で、午後と2日目が「笹舟で遊ぶ+竹細工」。笹舟は少々レベルを高くして帆掛けの笹舟。帆には紀伊国屋よろしく自分のマークを描いて、いざ競漕へ。歴史館玄関前の水路が恰好の競艇場。競争というものはどうにも人間の心を掻き立てるもののようで、まして賞品付きとなれば尚のこと、何度も何度も挑戦する子、2日間にわたって来てくれた子、いやはや楽しい2日間、ツカレタ―。
 渡辺伸栄watanobu
完成した帆掛け笹舟を持って歴史館玄関前の水路へ移動。そこにスタートゲートとゴールゲートを設えて、10m程のレース場。水路上流の池に溜めた水を仕切り板を外して流すと、舟は水流に乗って勢いよく走り出す。それを追いかけて自分の舟を応援する子ども。途中転覆する舟、玄関前の橋の下で渦につかまってしまう舟、結局バランスよく作った舟は水に浮かんで快走できるという寸法。一等賞には賞品あり。で、何度も何度も作っては競漕。そのたびに裏庭から表の水路へ移動し、スタートからゴールを往復。何度繰返したか、登山より疲れたぞ。
2日目は生憎の雨模様で参加者も疎ら。それでも、昨日来た子たちが何人もニコニコ笑顔で来てくれた。よっぽど面白かったらしい。お土産に竹細工の花差しなど作ってあげた。大人も数人、夢中になって竹細工。
終り頃、丸二日参加して会場を盛り上げてくれたイブ君に、お礼に弓と矢を作ってあげたらこれまた大喜び。矢の先には麻紐を巻いて球を作ったが、それでも人には絶対に向けないことを注意して安全対策。嬉々として持って帰ったが、こんな危ない飛び道具をなどと、親御さんに叱られていなければよいのだが。
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