綿野舞(watanobu)猫額苑四季(ねこのひたいのにわのしき)2018
 綿野舞の記TOPへ
2月9日 是非もなく 六年ぶりに 屋根の上
~猫額苑四季目次へ~ 
明日は雨だというので堪えていたのだが、明後日以降またまた寒波来襲、大雪の予報。本来、雪は屋根の上で消すに限るのだ。明日の雨が融かしてくれるのを待つか。否々、もうずいぶん溜まっている雪、雨で重くなってその上に降り積もったらどうなる?向かいのお宅も下ろし始めたし、「降ると見ば積もらぬうちに払えかし雪には折れぬ青柳の枝」と言うではないか。先んずれば天をも制すだ。などと自問自答。昨日のドームRun、2ヵ月ぶりにインターバル走が快調にいった。その余勢のまま屋根に梯子をかけて、作業開始。
渡辺伸栄watanobu
庇に溜まった雪をスコップでつついて落とすくらいは毎年やっているが、本格的に屋根に上って雪下ろし作業をするのは、もう何年もやっていない。この夜、PCの中の記録を辿ってみたら、なんと前回は2012年。この時は2011、2012と2年続きの豪雪で、2年とも2階の本屋根も車庫も全て落としていた。だから、今回のは6年ぶり。ただし、今日は車庫と2階本屋根は落とさず、1階の平屋部分だけ。残りは今後の降雪の様子を見ることにした。
 
それにしても不思議に思えたことがある。6年前まで、1階の屋根でも、端の方は足がすくんで恐々立っていて、自分ではどうも高所恐怖症の気味があると自己診断していた。それが今回、不思議と何ともない。屋根の端から下を覗いた時のあの恐々した感じが襲ってこないのだ。まさか、歳のせいで感覚が鈍くなっているわけでもあるまい。
つらつら思うに、2013年から始めたクライミングの効果なのではないだろうか。それと、片足を持ち上げて足首回しができなくなっていることに気付いて、ここ数か月、3分間片足立ちトレーニングをしてきた効果も出ているような気がする。高さへの慣れ、バランス感覚の回復、すべては訓練の賜物。ゆめ怠るべからずだ。
何やら、戸隠山の蟻の塔渡りにもう一度挑戦したくなってきましたぞ。とは言え、気を緩めて屋根から落下などという惨事にならぬよう、ゆめゆめ油断は禁物だ。
 
なるべく雪下ろしを避けたい理由が、実はこれ‼ 屋根雪は落とした後の方が大変なのだ。竹デッキの庭はこの惨状。今日はとても手が回らない。まずは、玄関から車庫の出入り口までの通路の確保が先。屋根から落とした雪は固い。まるで岩かと思うほど。これから数日、家の周囲に盛り上がった固雪の山を崩す作業が続く。
  なに、筋トレだと思えば苦でもなし。
ページのTOPへ