綿野舞(watanobu)の林間記2018
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5月11日  春の野で 誰も見ぬ花 ひとり見る
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山林で遊ぶには、4月5月が好期。この後は、アブとヤブカの巣窟で遊ぶにはチト辛い。それでもせっせと草刈りに通うのだが、それは、4月5月に遊ぶための条件整備みたいなもの。山林は放置すれば荒れるに任せ、遊ぶどころではなくなるのだから。
渡辺伸栄watanobu
クルマバソウ。我が家の山林で見たのは初めて。竹林の日当たりがよくなったせいだろうか。これまで山で見たクルマバソウは、日陰を好むように思えたのだが。 
ユキザサ。杉林の中で保護しているので年々群れが増加している。春の山菜らしいが、花を見るためで、あえて食べようとは思わない。
  
蕗の葉を突き破った筍。葉を押しのけないで敢えて突き破る辺りが面白い。蕗の葉の意地なのか、筍の根性なのか。竹林の外周に生えたので、この1本、Naruさんに進呈。
4月23日 大山桜満開。今年も見事だった。隣の中学校からはテニス部の声が響き、なんとも長閑な一日。一人ではもったいないが、誰も来ない。
桜の若木が続々育ってきていて、山林は桜の山になりかかっている。ただ、この冬間に山桜の古い木が1本立ち枯れた。新旧交代か?
4月5月はせっせと竹林に通って、まるでおとぎ話の竹取の翁状態。そんな4月のある日、ガヤガヤとやってきたのはかぐや姫OB。まだ蕨の出る前、せっせと蕗の薹を採って行った。
4月のはじめ、満開のカタクリ園に真っ白な花が一株。毎年同じ株ではなく、少しずつ場所をずらして出てきている。一面びっしりの花の中で、いつも、たった一輪だけ。確率は数万分の一だとか。
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