綿野舞(watanobu)の林間記2019
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4月7日 よく来たねまた来いねと山の花 
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関東に暮らす息子夫婦が入院中の母つまり彼らの祖母の見舞に来てくれた。お陰で久し振りの里帰り、夕食を共にして翌日は彼らの大好きな山林へ。花を眺めたり、野鳥を探したり。肌寒い曇り日でカタクリは花を閉ざしていたが、コシノコバイモが慎ましやかに咲いていた。嫁さんの一番のお目当ては蕗の薹、どっさりと持って帰って、また連休には来れると言う。
渡辺伸栄watanobu
蕗の薹、採り放題だが毎年採りきれない。
竹林で筍を探す息子、残念ながらまだ少々早過ぎた。 
山桜は咲く時期が木によってまちまちで、この花の木は早咲きのようだ。
この時季定番のショウジョウバカマ
同じく定番、水芭蕉
雪折れして皮一枚で生きている梅の老木。折れてから3年くらいになる。我が母に似てしんなら強い。そのうち接地した枝の先から根を伸ばすのではないだろうか。せめて支え木でも添えてやろうかと思っていて、いつも忘れている。 
4月初旬の我が山林は、雪が消えたばかりの早春。藪がないので、アクアでスーッと入ってこれる。
枝垂桜が見事になったのは、息子夫婦が来た日から2週間後の4月24日。この日まで山林に来なかったらカタクリの花は既に終わっていた。毎年一株咲く白花のカタクリ、今年も咲いて、すでにしぼみかけていた。季節の移ろいは早い。 
 
 筍の初掘りもその日24日。
木の芽が芽吹いて食べられるようになったのも同じ日。左から、タラノキ、ハリキリ(センノキ)、コシアブラ。三大珍味、三大木の芽。山林で自然栽培中。これも毎年採りきれない。 
去年友人から苗をもらって植えた行者ニンニク。林の中で草と一緒に育っているから相当強い。今年初めて食したが、いやー美味かった。
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