綿野舞(watanobu)只管走記(ひたすらはしるのき) 2018 
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6月17日 しょんぼり 悄然 意気消沈
 UP・DOWN関川マラソン大会ハーフ 記録なし
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スタート前の微妙な時間、間を持たせようとUnqさんが弁舌をふるっていた。軽妙な話術で、コース途中にトイレは少ないけど、間に合わなければ草むらに、紙代わりの葉っぱは使い放題だとか。去年よりもなお一段と滑舌でランナーの緊張を和らげてくれていた。スタート位置について人垣のずっと後方で聞き惚れていたら、うっかり、腕時計のGPS捕捉を忘れるところだった。この日に限ってまぶしいばかりに陽射しジリジリ。9時20分スタート。あわよくば今年も入賞などと欲をこいて颯爽と飛び出したものの・・・・・結果は惨めにも15㎞で棄権。以下はその顛末記。  
 渡辺伸栄watanobu
3月からは練習量を増やし月200㎞走り込んできた。毎週、10㎞のLSD(ゆっくり走)を挟んで、20㎞走とキロ5分のインターバル走5本で持久力と心肺能力を鍛え、直前の2週間ではキロ5分半の5㎞ペース走で調子を上げた。東根大会は暑さに参ったが、今度こそはと秘かに意気込んでいた。前日の情報では70歳代の参加は14人。なら中間でも7位と、捕らぬ狸の皮算用などしてしまったのが間違いのもと。出だしは必要以上に慎重にとあれほどネガティブ思考を標榜していたのに、すっかり忘れて調子に乗っていた。
朝の空気は清涼、そよ風もあって気温はまだそれほど上がっていないようだった。だがスタート前後から陽射しがグングン強まりだした。昨日まで数日間は寒いくらいの気候だったから、その分、炎暑感が大きい。この様子だと東根の二の舞になりかねないと気付くべきだったが、調子の良さがネガティブになるのを抑えていた。後悔先に立たずだ。
 
最初からキロ6分弱のペースで通すつもりだった。嬉しいことに3㎞付近にはいとこのYoneさん夫妻、4㎞付近には毎年のMisuさん夫妻が応援中。その頃はまだ調子よく声援に応えていたのだが、その後がいけない。背に受けた陽射しの熱さのせいだろうか、5㎞の上り坂で早くも調子がおかしくなってきた。7㎞を過ぎて折り返せば下りなのだが、全く調子が出ない。10㎞からは時々歩いた。練習では難なく走り登っていた下川口の坂が上れない。全部歩いて10分もかかった。丸山大橋からの下り坂は何とか走れたが平らになるともう歩いたり走ったり。これでは、垂水の坂はとても走れない。無理して救急車の世話にだけはなりたくない。15㎞の関門にいたUnqさんにリタイアを申し出た。
屈辱のリタイアタオルをもらって搬送車に乗り、すごすごと会場に戻った。ゴール付近でカメラチャンスを待っていたOkkaaにそっと合図を送り、さっさと帰宅して不貞昼寝。
目覚めて夕方、庭で所在なく読書などしていたらUnqさんが心配して様子見に立ち寄ってくれた。Youmyさんからも、登山のためのマラソンなのだからと慰めのメールがあった。二人の心遣いがありがたかった。沈み込んでいた気持ちが少々立ち直った。東根と2連敗、中でも今日のは大敗北。原因は、やはり暑さだろうか。条件は皆に同じとは言え、感受性には個人差がある。事前練習は好調だっただけに不甲斐なさが悔やまれる。
夜、Margoと電話したら、「じいちゃん、もう年だからナ」と言われてしまった。ナニ、ちょっと暑さに弱いだけサ。また来年リベンジだ‼
1㎞ラップ(ロスは号砲からスタートラインまでのタイム差)
km ロス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
ラップ 0:18 6:19 5:56 5:59 6:09 6:42 6:18 7:08 6:15 6:52 7:21 7:47
km 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 0.1
ラップ 7:40 10:46 6:49 8:49
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