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綿野舞の只管走記 2019 |
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3月17日 ヘボなりに 無心で走る 心地よさ |
新潟ハーフマラソン大会 記録 ネットタイム 2:06:45
グロスタイム 2:09:24 |
マラソンを始めて5年、いまだに初級の域を抜け出せないへなちょこランナーではあるが、囲碁でも将棋でも何でもヘボにはヘボなりの楽しみがある。マラソンもしかりで、自己ベストを狙う楽しみ、沿道の応援を受ける楽しみ、只管ゴールを目指して無心になれる楽しみ、その時々で楽しみはそれぞれだ。今回の私の目標は、途中歩かずに完走すること。キロ6分のイーブンペースだけを考えて只管前へ前へ、他のことは一切眼中に入れず、ほぼ無心で走れた。気持ちよかった。冷涼な気候のせいもあるし、フラットなコースのせいもあるが、こんな清々しい気分で走れたのは久しぶりのような気がする。無理しない頑張らない欲張らない、練習も含めて無心の走りを楽しむ境地になってきたようだ。ヘボなりに無心一刀流の極意会得かも。 |
渡辺伸栄watanobu |
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事前の予報は最悪で、この時季の氷雨は体に毒、だから、そうなれば出走は見送り応援に回るつもりでいた。ところが前日の昼頃から予報は一転。実際、朝の会場には陽まで射して絶好のマラソン日和となった。コースは、新潟市とは言え旧亀田郷の田園地帯、沿道の人々は温かい。練習で週1回は20㎞走を入れてきたせいもあって、ハーフの距離に特段の挑戦意識とか脅威感とか緊張とかもない。2時間を切ろうなどという身の丈に合わない欲望は、とうに捨てた。だから、アドレナリンの分泌もなかったようで、気分が高揚することもなく普段の練習通りに淡々と無心に走った。練習と同様、今ここを走っているその瞬間瞬間の気持ちの良さを楽しんだ。結果は、目標通り平均キロ6分のペースで2時間6分45秒。 |
㎞ |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
ラップ |
6:20 |
6:11 |
6:01 |
6:00 |
6:02 |
5:58 |
5:52 |
5:50 |
5:46 |
5:50 |
5:53 |
㎞ |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
残 |
ラップ |
6:35 |
5:54 |
5:52 |
5:57 |
5:57 |
5:55 |
5:53 |
5:52 |
5:54 |
5:52 |
1:22 |
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11㎞過ぎの給水所で失敗して40秒の大ロスをしたのが唯一悔やまれる。何があったかというと、攣り薬をポケットから取り出し損ねて、やむを得ず停止して薬を飲む羽目になったのだ。そもそもが給水所の位置を頭に入れておかなかったのが大失敗の元。緊張感の欠如はこんなところに祟る。 |
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