綿野舞watanobuの記2024      watanobu634@gmail.com
筆・渡辺伸栄watanobu(新潟県関川村在住) 
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  10月号<奥山は十五ヵ村の入会山>⇒こちらから

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村上新聞に連載(毎月第3土曜日)コラム「へまの功名」第5話 ⇒こちら
平田家文書「鮭漁で荒川を〆切った牛屋村との出入 関係文書5通」⇒こちら
  寛政6年、文化12年、文政元年と度々繰り返された係争とその決着

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外部リンク
安久昭男/
阿賀北山岳会

 
9月29日(日) 国境を善男善女が跳び越えた 
ここは出羽街道、羽越国境の堀切峠
想定外の好転に恵まれて
善男善女、歩く、歩く
中継宿から小俣峠を越え、小俣宿で一休み
そこから、ここ堀切峠まで来た
ここを越えれば、羽州小名部宿
今、老若男女がまさに跳び越えているラインが
越後国と出羽国をふり分ける国境のライン
目に見えないそのラインを、一、二の、三で一斉に跳び越えたつもり
秋の一日、にぎやかにおしゃべりウォーキング
山中であれば、何の迷惑も無し
熊でさえ、じっと息をひそめて、うらやまし気に息を殺す
ひと気の絶えた古街道、この時ばかりは往時の賑わい
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9月23日(月) 古道行く 屋敷の痕の藪木槿

出羽街道小俣宿の入り口から、前方に日本国山
超久しぶりの山歩き
7月7日の苗場山以来だから、なんと2ヶ月半のブランク
来週本番の古道探索会の下見で
出羽街道の中継宿~小俣宿~小名部宿まで、峠を二つ越えた
小俣峠を越えたあたりの濃い草藪の中に
ひときわ目立つピンクの花 どうみても栽培種の木槿(ムクゲ)
藪の中をよく見れば、平らに均された人家の屋敷跡のよう
かつて、その庭に植えられていた木槿だけが
家屋も消え人も消えた跡地にひっそりと咲いている風情
何とも健気といえばいいか、侘しさに耐え切れずといえばいいか
旧宿場の家並に入ると
同行のIkedaさんは、しきりに空き家を数えていた
かつての賑わい、いまいずこ
モータリーゼーションで、人はみな山から里へ
近未来、ドローンで空を行き来するようになったら
また、人は山へ戻るのだろうか
温帯から亜熱帯に変わった我が列島であれば
冷涼で清浄な高地を目指すような気がする
山頂台地の高野山都市のように
日本国山の山頂台地や緩斜面なども
最適住環境になるのではないだろうか
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9月13日(金) 塀の屋根のコケ ひたすら生きようと
「早回し全歴史」からの敷衍(つづき)
ビックバン後100億年もかかかって、38億年前にDNAができ
34億年前に単細胞生物が生まれ
それから27億6500万年もかかって
6億3500年前に多細胞生物が生まれた

細胞はDNAのプログラムによって動く、それが細胞の意思
無生物との根本的な違いがそこにある
個々の細胞が集まり、共生し、やがて合体して多細胞生物となった
1個のDNAで動く1個の細胞が、多数連携して役割分担し
全体としての意思があるかのように行動する変わり者
その方が都合の良いことがたくさんあったから
圧倒的多数を占める単細胞生物の中で
変わり者の連中が幅をきかせ始めた
4億6000年前に、藻類が海から陸上に上がり、菌類と共生
菌類は地上の大部分を占めていた岩を食べ土壌を形成
それによってシダやコケが大繁茂、緑の地球が出現した
3億7000年前、最初の両生類が現れ
それが、人間を含む現在の四肢動物の元になった

この間もこの後も、温度変化を主とする地球環境の大異変で
多くの生物が繁栄と絶滅を繰り返した
その時どきに、生き残ったやつがいる
もちろん、強いやつでも賢いやつでもない
環境の激変に合わせて、意図的に変化したわけでもない
多様な生物の中で、環境の過酷な激変を辛うじて受け流せたやつ
運よく、受け流せるような体のつくりになっていたやつら
そいつらが、激変した環境の中に生き残り
激変した環境にもっと合うように体を変化させ
絶滅したやつらが占めていた空間を埋めて繁栄した

DNAは生きるためのプログラム
1個の細胞の寿命を越え、1個の複合体の世代を越えて
コピーを伝えていく
それが、環境の激変に適合しなければ絶滅
コピーの際に、多少なりともプログラムの書き換えが起き
それが、環境の激変に適合できれば生存
DNAは細胞の意思であり、細胞複合体の意思
意思は、個体として生き続ける、世代を越えても生き続ける

DNAの材料は元素、細胞は新陳代謝によって分裂し
常に体の外から取り入れた材料でDNAをコピーし続ける
材料となる元素は
量子もつれによって元の材料元素とペアになった元素
だとすれば
DNAの意思は、材料レベルで、単数とは限らないが特定の相手と
伝達共有されていくことになる

生きる、生ある限りひたすら生きる、これが生物の意思
では、人間は、どうか
ただ、ひたすら生きるだけか
ちがう、人間にはどう生きるかという命題がつきまとう
それはなぜか
3億7000年前以後の歴史がそれを解明してくれるかどうか
それはまた、いずれ
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8月28日(水) 胃にはピロ 床下にシロ みな宇宙 
「早回し全歴史」からの敷衍(つづき)
138億年前のビックバンで生成された元素
38億年前、地球の海で、元素が糸のようにつながり始めた
それが、アミノ酸になり、やがてDNAやRNAになり
ようやく生命の芽が生まれるまで、100億年かかった
4億年を経て34億年前、光合成で生きる単細胞生物が生まれ
その後の地球環境の激変で進化と絶滅を繰り返し
今の我々がいる
同じ過程を経てきて、ピロリ菌やシロアリがいる

自己意識をもった人間は138億年の宇宙と、その中の自分を知った
ピロにとってはオレの胃が宇宙、シロの宇宙は我が家の床下
多分、我々の宇宙が138億年の間に
930億光年もの広さに膨張したことなど、ピロもシロも知るまい
いや、ピロにとってはオレの胃が
シロにとっては我が家の床下が
想像できないほどの広がりを持つ宇宙なのに相違ない
ということは、ピロにとっての宇宙と我々にとっての宇宙の違いは
そのまま、我々にとっての宇宙と
もっと我々の想像もできないほどの
「大いなるもの」の宇宙との違い
と考えることもできる
我が家のシロアリは、これから駆除する
つまり、こやつらの生殺与奪の権はオレの手にある
同様に、我らの生殺与奪の権を握っている
もっともっと「大いなるもの」がいる
そう考えてもおかしくない
というより、どうもそんな気がする

どうであれ、生を終えれば
ピロもシロも我々も、構成単位物質である元素に戻る
いや、生きている間でも、しょっちゅう入れ替わって戻っている
では、ピロだった元素はシロになり、シロだった元素はヒトになるか
物質的には、そうなる
しかし、意識つまり精神活動ということになると
そうではないような気がする
原子、電子、陽子、クオークの極極小の粒子レベルになると
量子論の法則に支配される
そこでは、粒子間には相互に意思がつながるような関係ができる
これが生物の意識の根源的仕組みに内在するようだ
とすれば
ピロとヒトが、そのような関係元素を相互に持ち合えるはずがない
もともとつながりの関係がないのだから
ピロの関係元素を共有できるのはピロだけ
ヒトの関係元素を共有できるのはヒトだけ
関係元素の共有は、意識の共有につながる
生命と岩石は同じ元素でできているとしても、そこが異なる
ヒトの元素はヒトの元素と関係を結び
それらが大きなまとまりとして、意識をつないでいくことになる
空間的に、人間同士の以心伝心がそれで起こり
時間的には、世代間の以心伝心、あの世からの伝心が起こる
これが、「色即是空、受想行識亦復如是」の意味だ

築46年の我が家も、ついにシロアリにやられた
あと何年住むことになるか分からないが
一応、駆除防除の工事に入らねばなるまい
我が身が元素に戻る時間と家が朽ちる時間と
兼ね合いを計れば、放置するという選択もある
6つ上の姉は、そっちを選択するようだ
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8月15日(木) お盆来て 百日紅の花 門迎え 
「早回し全歴史」からの敷衍(つづき)
前回、「宇宙最初の物質、水素とヘリウムが出現した」と書いた
が、無から有が生じたわけではない
で、若干補足すると、次のようになる

ビッグバン直後の宇宙は極小で、量子スケールのサイズ
そこでは、仮想粒子が生成消滅している
エネルギーの小さな波紋
物質と反物質(クォークと反クォーク、陽電子と電子)が飛び交う
物質と反物質は衝突して爆発、閃光を発しエネルギーに戻る
しかし、10億個に1個はぶつからず、
クオークは、陽子と中性子になった
それらが、水素とヘリウムの原子核になり
原子核が電子を捕獲して、原子になり
水素とヘリウムのガス雲が宇宙に充満した

と、まあ、こういう過程になるらしい
つまり、極小の点のエネルギーが凝集して原子の素ができた
つまりつまり、ビックバンの極小の点に
全宇宙のエネルギーが最初からあった
それは、過去現在未来、変わりはない
だから、エネルギ保存則、熱力学第一法則
変化していくのは、ひたすらの複雑さ
それは、熱力学第二法則で エントロピー増大則
時間が一方向なのはこの法則のせいで、それが
宇宙の、地球の、生物の、人間の歴史

さて、そのことが「色即是空」の真義だとして、
問題は、般若心経が「受想行識 亦復如是」と説くこと
つまり、「人間の精神活動も色即是空と同じなのだよ」と説くこと
ここに、生死の意味を問うキーが隠されている
我らがどこから来てどこへ行くのか、解き明かすカギがある
ま、先は長い、急ぐ旅でもなし
まずは、「早回し全歴史」を読み進めながら
追々、問を進めよう
ちょうど、お盆
百日紅の花が道に乱舞繚乱して、先祖を迎えている
 
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8月7日(水) 秋立つ日 百日紅咲き 墓掃除 
6月から「早回し全歴史」を読み始めている
(今はまだ、4億8500万年前のあたり)

138億年前ビックバン直後、本来は均等に膨張すべきエネルギーが
量子のゆらぎで、わずかにばらつきが生じた
ほんの少し、周囲よりエネルギーが多く集まった点
そこに、宇宙最初の物質、水素とヘリウムが出現した
水素が核融合を起こし、巨大な火の玉が恒星になった
恒星の中で、92個の元素が生まれた
元素の無数の組み合わせで、分子ができた
分子ができてから、計り知れないほど複雑な宇宙になった
現在の宇宙は、ビックバンで生じた物質とエネルギーのまま
これが、熱力学第一法則 つまり、エネルギ―保存則
だから、宇宙のすべては、138億歳 もちろん人間も
星の死も、人の死も、構成原子の再放逸
だから、我々は宇宙そのもの
死は無ではない
無は人間が頭の中で考え出した実態のない概念
無は、この宇宙では物理的にあり得ない

・・・・と、ここまで読んで
毎朝読みあげている「般若心経」を思った
色即是空、物質的存在はすべて空であると説く
有でもなく無でもなく、空
もう一つ読みあげている「修証義」
その冒頭は、「生を明らめ死を明らめるは仏家一大事の因縁なり」
80年も生きて、生死の意味も問わず、
どこから来てどこへ行くのかも分からないまま、
生を終えるような無様ではありたくない
・・・などと思いながら、独りギターに浸る
今日は恒例の墓掃除
毎年妻と二人作業だったが、去年から完全一人作業
 
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8月1日(木) 夏休み 子どもと過ごす勉強会 
昨日からの3日間、1日2時間、マンツーマンの個別指導
自己紹介で親の名を聞けば、かつて勤めた学校の生徒
ああ、こうやって世代はつながり、生成発展していくのだと
感じ入ったひととき
たったの3日間ながら、ボランティアスタッフの我らにとっても
毎年、心温まる楽しいひととき
昨日の午後、その学校の保護者だった方から
孫がお世話になっていますと、お礼の電話
もう30年も前のこと、人の情の変わらなさに
これまた感じ入ったひととき

昨日の朝から、左足親指の付根が疼痛で、昨夜は不眠状態
もしかしたら、噂に聞く痛風とは、これのことかと
今日、勉強会が終わって即診療所へ
いつもの如く、院長先生から特効薬の処方
すっかり顔見知りの薬局で、
イヤー次から次へと故障で参りましたーアハハハハ
昼食後に早速服用、何やら夕方には効いてきたようで
今夜は良く寝られそう

8月の村上新聞「へまの功名」第4話は、
診療所のお世話になっている話
昨日の深夜に原稿をメール送付した後で、
残念なことに、今日の痛風のことは書いてなかった
もう一日脱稿を延ばせばよかったなーと、後の祭り
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7月13日(土) しばし休養 静かにソロギター 
昨日夜明け前に、3年ぶりのジンマシン
3連休前にと、あわてて診療所へ
紹介状をいただいて、午後は、皮膚科クリニックへ
全身の発疹を診て、先生曰く
食べ物とかではなく、疲れとか、体調の異変かなー、とのこと
山の疲れがここまで出ることはなかったのだが
やはり、寄る年波か
それとも、腎臓病対策の食事制限のせいか
おっと、それも寄る年波
ともあれ、しばらく静かに休養して、投薬の効き目を待つことにした
こんな時は、ギターの練習に限る
喜寿の手習い、なかなか進歩の度合い 少
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7月7日(日) 僥倖の梅雨の晴れ間の天空漫歩 
苗場山頂へ向かう神楽ヶ峰のベニサラサ
神楽からの眺望 平標・谷川・武尊・日光白根・尾瀬燧・・・
最低鞍部からの登り返し 急坂にニッコウキスゲ
テーブルマウンテンの縁はどこも切り立つ急崖
息切らせ 上った台地は 天上の別世界 
二千メートルの天空で、本日三度目の腹ごしらえ
名高き苗場山 心ゆくまでの天空漫歩
これぞまさしく綿野舞の小径
たっぷり眺め終わって下山の時刻 ガスわき日射しカット
前回この山に来たのは、12年前の夏のこと
花の見事な山だったが、
山頂は厚い雲に覆われていて、眺望はゼロ
山小屋に一泊した翌日も、天候変わらず
高名な山頂台地の湿原も、足元の池塘を垣間見ただけ

何し負う天空の楽園を、晴天の日に見てみたいと念じていた
一泊しないと無理の山と思い込んでいたら
ナニ、日帰りで行って来れるとUnqさん
梅雨の間のこの日に計画してくれた
長期予報は芳しくなく、半分諦めていたら
一週間ほど前に絶好天の予報に変わった、しかも、この日だけ
またまた僥倖に恵まれた

テーブルマウンテンの縁は切り立った急崖で
さすがに息が上がって二度三度息継ぎをしたものの
懸念の脚攣りも起こらず
台地の上の楽園に立った
12年前に歩いた木道
その周りに、この景色があったのかと感慨一入
台地の南東端までひと往復
ワタスゲ揺れる広大な山頂台地の大湿原は、まさに天空の楽園
綿毛が野に舞うように、フワラフワラと緩やかに生きたいと
定年退職後につけたペンネーム綿野舞
ぴったしの光景に出逢えた
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6月29日(土) 下見はいつも絶好天 西吾妻山 

大凹のお花畑 今年は少なめ

チングルマ いつ見ても可愛い

サンカヨウ キヌガサソウも咲いていた

天狗岩 山頂を回って下りてきた

梵天岩から大展望 緩やかに続く吾妻連峰の稜線

天元台のニッコウキスゲ 一面真っ黄色
RWとリフト3本乗り継いで、西吾妻山の山頂へ、久しぶり
来月の公民館登山の下見
4100円也の往復乗車券は、自腹
純粋ボランティアだから
いやいや、山好きの自分たちの楽しみでもあるから
だから、下見はいつも絶好天
帰りの乗車券をどこぞに落としてしまって 思案に暮れていたら
乗り場の係員氏 「落とし物で一枚届いていますよ」
助かった~
山ではいつも僥倖に恵まれて、感謝の姿勢一入
来月の本番の晴天を祈るのみ
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6月27日(木) 同期の仲間 80間近まで生き残った 

国人領主色部氏の居館城跡探索

平林山城の本丸跡へ登った健脚組

280m下の領地を見回す 殿様気分
若い時から一緒に語り、学び、切磋琢磨してきた同期の仲間
コロナ渦で4年のブランクを越えて、再会
みな喜寿を越えて、80に手が届く位置に来た
こうやって元気な顔に会えるのが、理屈抜きに嬉しい
しゃべり出せば、若い時のまま
昔からこんな顔だったかな、我に返れば、そんなはずはない
そんなはずはないのだが、なぜか
ずっと、こんな顔だったような気もして、不思議な気分
人生の一時期を共有した人々
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6月22日(土) 本丸で足下睥睨 ひと眠り 
明日からしばらく雨続きというので
今日しかないと、急きょ、平林城山の本丸へ来た
来週、同期の仲間を案内する、その下見
熊鈴に熊笛鳴らして、30分ほどで山頂
すぐに下りるのももったいないし、せっかくの特等席
だーれもいない280mの山の上から、荒川沿いの平野を眺めれば
小鳥のさえずり、心地よく
ベンチで、のんびり昼寝
それにしても、よく刈払われている
登山道だけでなく、途中何ヶ所かある史跡地も広々と刈払い
それどころか、麓のひろーい居館城跡も、全面刈払い
さすが村上市といべきか、さすが国指定史跡というべきか
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6月16日(日) 路傍に佇み走り人を見送る
もう夏、マラソンの季節ではない
その上、コースの途中には
マラソンの範疇を越えた急で長い坂道が、二ヶ所もある
それでも、この関川マラソンの人気に翳りはないようだ
坂バカ、暑さバカ
自分を痛めつけるのが好きな 走り人たち
その一人だったはずなのに、寄る年波には逆らえず
今日はただ、拍手で見送る観客の一人になった
後で聞いたら、俊足のManabuさんですら
15キロを過ぎた小見橋のあたりは、意識朦朧だったという
本当は、ビールならぬコーラ片手に
彼をゴールで迎えるべきだったのだが、
三才年上の先輩の訃報で、スタート見送りの後、すぐ葬儀に出た
次々と、かつて親しくした人たちがいなくなり
気分は後ろ向きになりがち
もう一度、坂バカ、暑さバカに戻りたい
今朝の走り人を見ると、そんな気が沸々としてきた
そう言えば、今日のUnqさんのスタート演説
かつての饒舌ではなかったような気もしたが
風邪でもひいていたのかな、それとも、年波?
ビッグバンで宇宙が膨張を始めて以来、だれも
時の流れから逃れることは できていない
 
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6月8日(土) 水無月の花の定期便 
年寄二人じゃ寂しかろうと、娘が花の定期便を送ってくれる
月二回、珍しい花が届いて、食卓に飾る
今回のは、カンガルーポー、カンガルーの前足の爪のことらしい
見ればいかにも爪らしい
これまで、カンガルーのボクシングだとばかり思っていたが
あれはどうやら、引っかき合いだったようだ
二匹が立ち上がって、引っかき合い
そう思えば、あの姿、どこか滑稽ではある
3月に、腎臓が弱っていると分かり、以来、食生活改善中
減塩はもちろん、たんぱく質制限で肉の量を1/3に減らした
寂しくなった食卓をHitoHanaの定期便で、カバー
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5月27日(月) 庭の花 昨日のつづき 
昔、国語の教科書に「かぼちゃのつるが」という詩があった
確か、結構有名な詩人の作品だったはずで
うる覚えだが、こんな一節があって、気に入っていた

かぼちゃのつるが はいあがり はいのぼり
あかごのような手で ああ今 天をつかもうとしている

以来、つる性の植物が好きで、庭にもいろいろ植えている
クレマチス、アケビ、ヤマフジ、ブラックベリー、ブドウ
勝手がっ手に伸びていく姿が、なんともいい
もっとも、伸びすぎれば、即座にカットするのだが
かつては、スイカズラも植えた
香りはいいのだが、庭中に繁茂して手に負えず、根絶した
カボチャも畑で植えた
天に伸びるのだとばかり思って、棚を組んでやったら
隣の畑のお婆さんは、地べたに這わせていた
カボチャは、天に向かって伸びるものではなかった
いったい、あの詩は何だったのかと、今も不思議に思っている

さて、昨日のイチゴだが
今朝見たら、見事に鳥に食べられていた
フンを見れば、我が庭をテリトリーにしているヒヨドリ
見放されないで、よかった
 
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5月26日(日) 皐月の終わり 庭の花三題 
ジシャガラの花、別名エゴの木
Okkaaが鉢植えしていたのを
苔庭を造った時、センター木として庭に下した
以来20年近く、毎年びっしりと花を咲かせてきたのに
今年は、この一枝だけ
この木の実をあてにしてやって来るヤマガラ夫妻も困るだろう
異常気象のせいか、それとも、20年勤続の疲れが出たのか
Okkaaの不調も50年勤続の疲れが出たのだろうな
ゆっくり休むといいさ
去年、光兎山でBSNのTVに出て姫小百合のことをしゃべった
雨風の強い日には、稜線で風に吹かれる花たちが心配だ、などと
上手く話を作ったように思っている人もいたようだが
庭のこの姫小百合が強風に揺れるさまを見て
いつも思っていることがそのまま素直に出ただけなのだ
今年も、光兎山の小百合に会いに行こうかと思っているが
庭でまだ開花直前だから、もう少し後の方がいいのかもしれない
もう何年も前にプランターに植えたまま、車庫前に放置のイチゴ
健気に毎年花を咲かせ、実をつける
ずっと以前は、家の前の電柱を縄張りにしているカラスがいて
車庫前に干しておいた落花生など、あっという間に食べられた
あのカラスも、どこへ行ったやら、近年は姿がない
昨日の朝は、門の真ん前の道路に、猿のものと思しきフン
早朝に、この辺りのパトロールに来たか
それでも、このイチゴには手を出していない
カラスからも、サルからも、見放されたイチゴ
食べてみれば結構甘いのに
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5月18日(土) 七日空け 再びの倉手 花の山 

タニウツギ

イワカガミ

チゴユリ

きみちゃんとバッタリ

朳差岳と西俣の峰

ムシカリとタムシバ

イワウチワ

カタクリ

アズマシャクナゲ

ムラサキヤシオ

サラサドウダン

倉手山山頂

コレを見るためにココに来た
公民館登山の本番日
先週の下見に続いて 絶好天
総勢15名 大満足の善男善女
90歳の平田大六氏の健脚ぶりには只管脱帽
ボンテンマル も カクアリタイ
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5月11日(土) 花の倉手の大展望 

ユキグニミツバツツジ
アズマシャクナゲ
残雪にタムシバ
倉手山山頂飯豊の大展望
朳差岳と西俣ノ峰
千メートルに足りない低山ながら
倉手山の山頂は、飯豊の大展望台としてつとに高名
その上、この時季はシャクナゲが咲き誇るはず
ということで、来週、公民館登山でここに登る
今日はそのための下見
ボランティア・スタッフとしては、二度楽しめる役得
ともすれば、本番日悪天で中止になって
下見だけの丸儲けなどということも、無きにしも非ず
今日の下見も絶好天
あとは、来週の好天を祈るのみ
 
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5月5日(日) 天空を歩く 只管の感動 
ここは上越国境 平標山と仙ノ倉山の稜線
標高2000m 天空の大草原
夏になれば 百花繚乱千紫万紅の花の園
しかし今は 雪は融けたばかりで 草木は芽吹き前
目を奪われる草花もなく 乾いた風が吹き渡るだけ
見渡せば みな なじみの山々
残雪を抱いた上越国境の山 黒々とした群馬の山
それらに目をやりながら 悠然と天空の大草原を歩く
たおやかな山稜のうねり 天に続くばかりの階段
終日 感動に包まれて 満ち足りた一日
ここにまた 足を運べたことを 只管感謝
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5月3日(金) 米沢で 何故川中島かと 訝る息子 
米沢上杉祭の川中島合戦は中々勇壮らしい
と聞いて、息子夫婦とOkkaaと、4人分のチケットを買っておいた
導入部40分ほどの出陣セレモニーは長すぎて退屈したが
いざ合戦が始まれば、歩兵隊の切り合いが、
見ていてほほえましくも面白い
おかあさんらしき人が
武将名の旗竿を掲げてその武将の後を必死で追う
高校弓道部の生徒が高々と鏑矢や火矢を射る
甲冑姿のちびっこが戦場をよたよたと走り回る
スピーカを流れるセリフ回しの いかにもの素人ぽさ
すべてが勇壮とは程遠い
それら牧歌的雰囲気を 鉄砲隊の轟音と砲煙と火花が打ち消して
まるで卵焼きに塗ったワサビのように、会場は一瞬引き締まる
これが計算された演出だとしたら、中々というものだ
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5月2日(木) 蕨筍 荒らした山林で
息子の嫁さんが 山菜大好き人間で
春の連休には必ず 山林の山菜を採りに来る
すっかり荒らしてしまった山林 今はもう見る影もない
何やら見捨てた廃墟に足を踏み入れるようで
申し訳ないような、かつての手入れが懐かしいような
うら寂しくもあり むなしくもあり 複雑な心境で
藪の中に分け入ると 採り切れないほどの蕨
かつては、私有地につき立ち入りお断りなどと
侵入者を追い払っていたのに
今は、山菜を採ろうなどという気力のある人もいなくなったのか
木の芽を採られた跡すらない
息子夫婦は、今年もまた
テント泊の登山荷ほどの重さのザックを担いで
湘南の海の近くへ帰るのだろう
我が家も、いっときの賑わい
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4月28日(日) 惜春のニ王子岳 時よ戻れ 
カタクリ咲いたサクラも咲いたと 喜んでいる間に
気付けばもう 春は行こうとしている
こんなときは、二王子岳に登るに限る
通り過ぎる春を押し留め、春から冬へ、時間の逆戻し
麓は萌黄色の春 咲き誇るユキツバキ 足下に可憐なイワウチワ
標高を千メートルほど上がれば 残雪
そこには、一斉開花のマンサク
降り注ぐ陽射しにたまらず、冬芽の綿着を脱ぎ始めたブナ
山頂で1時間ちょっとの昼寝して
下山は、雪の急斜面を尻セード
童心に帰る山びと これも惜春
通り過ぎた幼心を失わない人だけが 山に登る
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4月17日(水) 散るまでが花 花は散り際 
年齢を分母にすれば、時間の感覚は年代によって違うなどと
単純算術的見方もできなくはないが、しかし
時の流れが主観でないことは、花を見ればわかる
咲いたと思えば、もう散って、もともと時間の流れは速いのだ
速い流れに我らも乗っている
同じ流れに乗れば、本来、速さは感じないはず
庭のデッキで珈琲をすすり、Kindle本
時はまるで止まったよう
書名は「時間の終わりまで」
 
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4月13日(土) 一挙数得ねらいの古街道峠越え

雨坂峠を越えて 野草をついばむ

カリヤス峠は軽安くはなかった

延齢草

旅人を癒した名水

中継の枝垂れ桜 往時はなかった新名所

中継の一里塚跡
歴史館主催の古道探索会 出羽街道北中から中継まで
途中に峠が二つ 雨坂峠180mとカリヤス峠248m
春の日射しと心地よい風、様々に姿を見せる草花
歴史と自然と解放感と体力づくりと、目的は個々様々ながら
一挙数得を狙った企画通りの爽やかな一日でした

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4月10日(水) 庭の春 室内Run 堕落 

カタクリ

アンズ

ヤマザクラ と ツバキ

ブナの若葉 と アセビ

アケビ

ショウジョウバカマ

モモ

モモの木
猫の額の我が庭、今、春爛漫
土手の桜も、七分咲き
花見土手Runの好機なのだが、相変わらずの室内Run
原因はアマプラ(AmazonPrimeVideo)
中国長編時代劇「大秦賦」
始皇帝の天下統一物語、ちょうど「キングダム」と同時代
同じ歴史書を基にしているから、登場人物もストーリーもほぼ同じ
どちらかがどちらかのタネ本なのかもしれない
両方比べると、「キングダム」のデフォルメ力がよく分かる
70数話あるうちのまだ50数話目、見始めたらやめられない
冬からずっとアマプラRun
キングダム、沈黙の艦隊、ゴールデンカムイ・・・etc.ずいぶん見た
只管ストイックに走っていた頃から見たら、これは明らかな堕落
せめて、桜が咲いているうちは土手Runに出よう
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4月8日(月) 子守唄のやり直しついでに 
「竹田の子守唄」を聴いた娘から
一つ一つの音はいいんだけど・・・と、辛めの批評が来た
自分でも、一つ一つの音がつながっていないなーと思っていた
だから、やっぱりなー
それで、2回目の演奏をUPしなおした
(4/7の動画は、2回目のUPに修正)
ついでに、「禁じられた遊び」の中段挿入編もUP
これがなかなか難しい
コードの移動が、パッパ、パッパといかないのだ
それでも、亀の歩みで進歩はしているのだから
ま、よしとしよう
 
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4月7日(日) マラソン キャンセルして子守唄 
今日は本当は笹川流れマラソンに出るはずの日
それが先月、腎臓の機能が正常の30%と数値が出て、
激しい運動は控えた方がよいと勝手に判断
ランニングはやめて、ウォーキングに切り替えた
それで、エントリーしていた新潟ハーフも笹川流れも キャンセル
ところが、先日、腎臓内科の専門医の診察で
適度な運動は、続けた方がよいと言われ ランニング復活
しかし、すでに時遅く、大会に出るには練習不足
ということで、春の大会、2回とも棄権
今日は絶好のマラソン日和
Unqさんは、昨日の下見でたっぷりウォームアップ
今日はいい気分で快走に違いない
あ~早まったな~と悔いながら こんないい日に、家の中で子守唄
隣でベッドのOkkaaに聞かせながら
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4月6日(土) 早春の花愛でながら 出羽街道 

スタート地点は北黒川

雨坂峠

コシノコバイモ

ワサビナ

本日の目的地 旧中継宿の一里塚跡
一週間後に予定している歴史館主催古道探索会の下見
旧出羽街道の北黒川から中継まで 7.8㎞ 全線車道
風は涼しく 日差しは温く 絶好のウォーキング日和
道々、早春の花 おなじみのカタクリにキクザキイチゲ
今季初見参はコシノコバイモ、ワサビナ
めったに人も車も来ないのをいいことに
コンビニで買った3割引きのホップコーン大袋を
4人で回し食いしながら のんびりと山の車道を歩く
Unqさんが持ってきたチョコは、薄紅色
袋を見れば、今話題の紅麹使用
ヤマビルでも見たように、ワッと声上げ袋を手離す人
製作会社が違うからと、平然と口に運ぶ人
イチゴ味のポッキーも、薄紅色
気持ち悪そうに それにも手を出さない人
これは紅麹の色ではないと これまた平然とポキポキ
人それぞれ 花もそれぞれ 歴史もそれぞれ
 
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3月31日(日) 花の角田の早春賦
 YouTubeは⇒こちら 
角田山の早春の花
おみごと!というほかに、言葉が見つからない
噂が人を呼び、続々と人の列
登山道には、100人だという団体
午前遅くにようやく射し込み始めた陽の光は温いが
山頂の春風は、まだまだ早春賦
あるだけ着込んで、名のみの風をしのぎ
しばらく寛いだのち、同じ花の道を下山
朝と変わって、花たちは一斉の開花
やはり、おみごと!というほか、言葉がない
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3月23日(土) 京に集合 MyFamily

京都御所 建礼門と紫宸殿
蛤御門
広隆寺
金閣寺
今宮神社
京は、インバウンド復活でごった返しと思われているが
広隆寺の広い駐車場にはたったの3台、境内は森閑
お陰で、国宝の弥勒菩薩半跏思惟像とゆったり再会
今宮神社も、賑わいは門前のあぶり餅屋だけで
神域は、雨の中に静寂の佇まい
春の特別公開中の御所も、行列を作るほどでなく
明治維新動乱策謀の現場をじっくり再見
さすが、金閣寺だけは大変な人混みで
多種類の言語が飛び交っていた
どうやら、ごった返しているのは、限られた場所だけらしい
TVの映像は、こういうところだけ切り取って
テエヘンダー、テエヘンダー と、いつもの手
もうそろそろ国民も、そう簡単には騙されなくなってきているゾ
 
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3月17日(日) 我が庭に春の使者来て 彼岸入り 
昨日は、ここのところでは珍しいほどの温かさ
白梅が開花し、1週間前にほころびた福寿草も満開
Okkaaも珍しく日中起きて、あっちにウロウロこっちにウロウロ
ところが、今日はまた、前に戻って一気の寒空
昨日やればよかったと後悔しながら、床の水拭き
仏壇に千葉から届いた花を飾り、彼岸の仕度を終えた
先月は103歳の大先輩が彼岸へ渡られた
昨日は91歳の大先輩の訃報
親しくさせていただいた方々が、次々と向かわれる彼岸
やがて我も行く道とは知りながら、寂しさ一入
家中に、ストックの甘い香り
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3月2日(土) 春遠からじ 「風の詩」を弾く 
先月、思いのほか早く春が来たと思いきや
今日は冬に逆戻り 外は真っ白 雪景色
こんな日は、暖房のきいた部屋でギターでも爪弾くに限る
1月から練習していた「風の詩」
2ヶ月を経て、どうにか何とか、通して弾けるようになった
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2月24日(土) 凍てついた剣ヶ峰越え 武尊山
 YouTubeは⇒こちら

あれが剣ヶ峰山2020m
剣ヶ峰越え最難場 凍てついた氷の岩場

樹氷の先に武尊山頂


武尊ブルーの空の下 2158mの山頂到着

下山の剣ヶ峰山 名にし負う峻鋒
川場スキー場のリフト2本を乗り継げば
標高1850mまで一気に上がる
だから、ここは冬場人気の武尊(ほたか)雪山ルート
あとはゆっくり稜線歩きかとおもいきや 豈図らんや
2020mの剣ヶ峰山は屹立した岩峰で
氷の岩肌を伝って下るルートでは
急斜面の登りでかいた汗が冷や汗に代わるほど
武尊山頂部の傾斜も結構きつく
息を切らして山頂に立てば
360度の大展望
富士山と上州・尾瀬・日光の山々が一望で
武尊ブルーに純白の樹氷が映え
何とも良い日に当たったものだと、感動と感謝の稜線歩き
下山路で、10本爪アイゼンの片方を落としても
午後は何やら雪が緩んでアイゼンが効かないみたいと
知らぬが仏のノー天気
感謝のしるしに、アイゼン片方、武尊の山に御礼献上
 
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2月10日(土) 三連休 山は荒れ模様 
朝風呂帰りの、天気のいいこと
放射冷却なのか、草木の霧氷が見事
田坂広志の本には
雑念を払うには、心を常に感動で満たすべしとある
今朝のこの景色などはうってつけ
おまけに、つい見てしまったのが
昨日配信されたばかりの、沈黙の艦隊
見始めたら面白くて結局最後まで見て、一日それで終わり
今日は、昨日の続きでドームランの予定だった
結局、ランは休み
明日は登山の予定だったが、三連休は荒れ模様
今朝のこの天気も、せいぜい午前だけで予報通り荒れてきた
こんな時は、無理をしないに限る
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1月31日(水) 春花届き 穏やかに月替わる 
元旦にその年の目標を決める
これは、子どもの頃からの習慣
1月は、ほぼその目標通りに行けた
筋トレ、ギター、古文書、炊事洗濯掃除、月間150㎞Run、
去年の山行動画と記録の整理、予定通りにTODOリストを消化した
ただ、喜寿の手習ギターが加わった分、
読書と伯父の戦闘記録の整理に、時間が割けなかった
最大の問題は、朝起きれないこと
8時間睡眠が9時間になったりして、
その上に、昼食後またウトウトしてみたり
老人の睡眠時間過多は良くないとか、どこかに書いてあった
明日からは、7時間にしよう
昨日今日と穏やかな陽射し
極少雪の1月は、今日で終わる
娘からの花の定期便が届いて、内も外も春めいた
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1月14日(日) オカリナに五頭山ブルー 初登り
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毎年のように初登りの雪山を楽しんでいる五頭山
去年は諸事情でパスしたので、2年ぶり
一昨年も同じメンバーで、同じ行動
毎年繰り返しても新鮮なのは、冬の五頭山の魅力
今年は、二ノ峰の頂にオカリナ吹きがいた
雪に染み入る笛の声
雪山に響き渡るオカリナの音色を芭蕉に聞かせたかった
それに、今日の空のこの青さ!
これが、五頭山ブルーだと
通りがかった女性が言う
ヤマレコにそう書いてあったと
ならば、この純白の雪はどうだ?五頭山ホワイト!
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1月3日(水) 前年の山行一枚 年賀状 
元旦の大地震に続く2日の羽田事故
謹賀新年と言うには、あまりにおぞましく
今日3日も、何かなければいいがと
只管、クワバラクワバラ、クワバラ村の和尚さんに祈る正月
毎年変わりなく年賀状を送ってくださる方々へ
前年山行の印象に残る一場面を下手なイラストにして
御礼の返信を送っている
今年は、この一枚
とはいえ、年賀状をまだ買えないので、印刷投函は明日以降
ということで、まずは、WEB上で御挨拶
今年もよろしくお願いします
喜寿を過ぎて隠者の領域に入らんとしています
無念無想泰然自若が隠者のモットー
毎朝、般若心経を読み上げていれば
読書百遍意自ずから通ず
五蘊皆空とは、空腹であれば粗末な粥も身に染みるの意
色のみならず受想行識、五蘊すべてを空にすべし
無念無想、さすれば入るもの全てが新鮮なり
心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖
心に曇りなければ恐れるものもない
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